アルミ特有の「ミミズがはい付くばったような」白サビくんやメッキ部品のサビを何とかせねば。せっかくスタイル抜群のバイク
がかわいそう・・・。そういう思いでクランクケースっていうんでしょうか、ギアケースっていうんでしょうか、とにかくエンジン下部
を磨き始めた私。
 とりあえずホームセンターのヤスリのコーナーに行って、研磨ビーズが付いたスポンジ風のヤスリを150番〜1500番の間
4種類と、耐水ペーパー2000番を買ってきました。
 ところが磨き始めて、サビが削れると同時に、ツヤが一切無くなってしまう事に気付いてしまいました。後で色んな方のHPで
バフ仕上げの後、クリヤー塗装処理がしてある事を知り、「ああ、それを剥がさなきゃいけないんだな」と判りました。
 なかなか手間がかかる事に手を出したんだなと思いましたが、やり始めたものは仕方が無い、中途半端は一番駄目だ、など
と、いつにもなく使命に燃えて磨きまくりました。
 ま、まだ、手付金しか出してないのに、ピットで我が物顔で削って磨いているのですから、もちろん辞められないですけど。
 とにかく150番でサビとクリヤー塗装を削って徹底的に地金を出しました。そして350番でヤスリ掛けの線の方向を整えて
600番で更に整え、1500番でツヤを出し始めます。その後、耐水2000番で磨き上げたのですが、何かテカリが今ひとつ。
う〜ん、どうしたもんか・・・。何かアルミ磨きにいい物は、と・・・。ホームセンターでHoltsのオレンジチューブの研磨剤と、私も
知ってる金属磨き液ピカールを買ってきました。ホルツの研磨剤は更にもう一つ細かい液体タイプもあったのですが、値段が。
研磨剤に1500円も出せるかいっ。んで、安いほうと、ピカールなんて300円程だったし。この2種類で試してみました。
 ん〜、なになに、広い所を一度にこすらないで、一点集中でこすれ、と書いてある。それじゃあ、と。ゴシゴシゴシ・・・。おおっ、
でたぁ、テカリがぁ〜。じゃあ、もう一つピカールを別のところで・・・と。ゴシゴシゴシ・・・。おおっ、もっとツヤが出るじゃないか!
ピカールという、いかにもの商品名の研磨剤がこんなにコストパフォーマンスに優れているとは。さすが仏壇磨きにも使われる
はずだ〜。神様仏様〜。(実際仏壇屋にも置いてあります。)
 じゃ、最初からこいつを使って磨けばさぞかし綺麗だろうな、と思って試しに使ってみましたが、駄目でした。やはりコイツは
あくまでも仕上げ用!労を惜しんではいけない、ということです。しかし、収穫としては磨けば間違いなく綺麗になると言う事が
判ったのでした。
 磨きはじめて10日間(って、ピットで磨いてごめんなさい。)、仕事の合間の30分1時間、夕食後の散歩と称して1時間、
ほぼ、毎日通って磨きまくりました。エキパイ、マフラー、リアダンパー、リム、スポーク。ピカピカになりました。エンジンのヘッド
カバー、どうしようかなー。でも、その前に、やはりバイクを登録して走ってやらないと、ただの飾りにじゃないか。というわけで、
いよいよ登録してもらう事になりました。その間、家族にも告げましたが、思いがけず何のオトガメも怒りもなく「あ、そう」で終わ
ってしまいました(意外な位。とりこし苦労でした)。
 ナンバープレートが来ました。さすがにバイクではNo指定出来ないので、特別な数字ではないのですが(因みに好きな数字は
8と11)「28-03」でした。面白味に欠けるけど、「ベルガー」と「長島」の番号で覚えとこうか。
 そうそう、あと、オークションで落としたSのタンクと交換しなくては。タンクをはずして、4mmだったか5mmの六角でネジを外し
タンクのふたを付け替えた後Sのタンクを付けました。う〜ん、こいつはかっこいい!ワインレッドのような赤なので、男が乗っても
大丈夫だよ、と言われたけど、さすがに赤すぎると思っていたのが、タンクのクリーム色のワンポイントで、キザ過ぎるくらいカッコ
いいマシンになりました。本物のSなら、クレイドルフレームが黒だから、もうちょっと落ち着いて見えるのでしょうが、これはこれで
良いです。ニーグリップの部分の擦り傷も、SEEDのHPにあった「トライアンフ風ニーグリップラバー」を上から貼ってバッチリ隠れ
ました。う〜ん、完璧です。
 自賠責も任意も入ったし、さあ、試走です。って、あれ、バッテリー上がってる。1日おいて、さあ試走!きゅるるるる、ぶおん
ぶおん、ぶー、スコン。ありゃ、エンスト。再度気を取り直して、きゅるるる、ぶおんぶおん、ぶー、スコン。あれ、きゅるるるー、
ぶおんぶおん、ぶー、ばばばばばば、ぶおーん、うーん、キャブ掃除してもらったけど、まだ何かつまってるんだろうか、今ひとつ
フケが悪い。ギアをローに入れるたびにエンすトする・・・。私が慣れてないだけか?バイク屋さんにも走ってもらったら、「キャブ
か何かまだ調子悪いみたいだから明日見てあげる」。翌日、昼過ぎに行くと、「ピストンの動きがちょっと悪かったから調整した」
との事。「最後までよく回るよ〜」という言葉を耳にしつつ、その辺を一周してきました。まず、ローにしても止まらなくなっていま
した。そして、確かに格段にフケが良くなり、タコの最後まで簡単に回りました。おお、思いもよらぬ素晴らしさ、ってその後、「あ
あ、やっぱりこのバイク速く走る為のモノじゃない」と気付くのですが。
 とにもかくにもその日から、我が家の前に赤いSRVが置かれるようになりました。